一歯一心会 特別講演会2016

REPORT イベント報告

理論・実践・現場と脈々と受け継がれる、国内最高レベルの総義歯治療の内容は、二度と聞くことができないであろう貴重なものとなりました。第一線で活躍される歯科医師、歯科技工士、衛生士、パラデンタルスタッフ、研修医、学生と幅広く参加いただき本当にありがとうございました。

NEWS 新着情報・お知らせ

2016/12/19
【盛会御礼】おかげさまで大盛況のうちに終えることができました。ご参加いただいた皆様に心から感謝申しあげます。
2016/12/01
早割期間は12月2日正午までにお申し込みいただいた方となります。お早めのお申し込みをお願いします。
2016/10/05
【重要】会場が変更になりました。(変更後:日本大学歯学部2号館(歯科病院)地下1階 第2講堂)

お申込み
(一般)

お申込み
(学生)

講師紹介 登壇順

Gysi軸学説を応用して義歯維持・安定の向上を図ろう

日本大学名誉教授
森谷 良彦 -Yoshihiko Moriya-

総義歯装着者の不満の殆どは、疼痛・脱落および動揺による食べ物が食べ難いことである。これらの不具合は、人工歯排列の不手際な技法による咬合平面の不正・咬合干渉および咬合の不良などの不首尾によると考えられる。
そこで、下顎運動に関する多数の重要研究業績に基づいた軸学説と咬合局面学説を根底とし、さらに私の長年の総義歯補綴臨床経験を加味して、総義歯の維持・安定向上を臨床医目線で話をする予定です。

Mr.moriya

患者本来の機能と感覚が蘇る義歯製作法

銀座深水歯科
深水 皓三 -Kouzou Fukamizu-

咬合の生理学的機能回復は、神経筋機構と顎関節、咬合面の調和によって得られる。無歯顎総義歯は相反する力を直接的に粘膜面と義歯床で得る必要がある。骨の上にある粘膜の上で安定して機能していくのは、床縁が拡大された義歯床粘膜面と義歯空隙を共に拡大することで義歯維持筋がニュートラルになり、咀嚼粘膜の知覚が増大する。その知覚は大脳と脳幹に入力され、咀嚼運動筋や舌筋、頬筋口輪筋運動の調整に出力されることによる。

Mr.fukamizu

総義歯治療に必要なもの - 全員満足を求めて -

コンフォートデンタルクリニック
松丸 悠一 -Yuichi Matsumaru-

総義歯治療の成功には全人的な高い技術が重要です。しかし、その一方で独断的な説や主張が生じやすいともいわれます。これから総義歯治療に取り組んでいく私たちに求められていることは、先人が築いてきた知識・技術・経験則を注意深く学び取りながら、その治療の効果をより客観的に評価する努力かもしれません。今回は現在の臨床研究の傾向をふまえ、私が臨床において実践しているアプローチと心がけている点を要点を絞ってお話させて頂きます。

Mr.matsumaru

開催趣旨 発起人 森谷良行

Gysiが1928年(昭和3年)に軸学説を提唱して総義歯治療が飛躍的に進歩し、Gysiの愛弟子であるGerberへと継承されて現在へ至っています。Gysiの時代に想定していた顎堤状態から、現在では想定以上に変化してきているため発想の転換が必要になってきています。また、患者さんの要望が『先生の出来る事でお願いします』から「痛くなくて何でも嚙める入れ歯』へ、そして「入れている感じがしなくて、入れ歯とわからない見た目」へと変化してきています。このように歯科医師主導の時代から患者さん主導の時代へシフトしています。

そのような状況のなか、日本における総義歯治療の先駆者に切磋琢磨した総義歯治療への想いと情熱、そして知識と技術を継承して、次の世代でもある私達にも取り入れて行く必要性を感じています。そこでGysiの軸学説をアメリカ留学することで早くから学んだ日本大学名誉教授 森谷良彦先生とGerberの理論をさらに発展させて治療に励んでいる銀座深水歯科の深水皓三先生にご講演をお願いしました。そして、若手のホープである松丸悠一先生に現在の総義歯治療に求められていることをご講演して頂く予定です。想いをともにする皆様とご一緒できるのを楽しみにしています。
一歯一心会 代表 森谷良行

Mr.moriya2

スケジュール 時間割

10:00 開会およびご挨拶
10:15 森谷 良彦「Gysi軸学説を応用して義歯維持・安定の向上を図ろう」
11:45 昼食
12:45 深水 皓三「患者本来の機能と感覚が蘇る義歯製作法」
14:25 休憩
14:40 松丸 悠一「総義歯治療に必要なもの - 全員満足を求めて -」
15:40 今後の取組みについて
16:10 質疑応答
16:30 閉会

概要 日程・会場・料金

日 程 2016年12月18日(日)
時 間 10:00〜16:30(9:30開場)
会 場 日本大学歯学部2号館(歯科病院)地下1階 第2講堂
受講料 早割:10,000円(11月30日振込完了)当日:15,000円
その他 昼食弁当・飲み物付き
人 数 限定130名様(研修医・学生は先着30名まで無料)
お問い合わせ seminar@moriyashika.com