歯周病は読んで字のごとく、歯の周りに起こる病気です。
むし歯でなくても起きます。歯周病の原因となるバイ菌による感染症で、治療法と予防法はそのバイ菌の繁殖を抑える事です。
歯周病は一本一本の歯によって進行状況が異なるので、細かく把握する必要があります。
その為に精度の高い検査を行い、その結果を基に治療計画を立てます。
歯周病は歯医者さんに来ているだけで治る病気ではありません。
バイ菌の繁殖を抑える為には、皆さんの普段のお手入れである歯ブラシの状況と、私たち医療機関側の協力が不可欠です。
ⅰ,歯茎の検査(歯周精密検査):歯茎の溝の深さなど8項目の検査をします。
ⅱ,口の中の写真撮影:自分の口の中がどんな状態になっているのかを客観的に見るのには一番適していると思います。
ⅲ,歯形:歯の大きさ・形・位置関係や噛み合わせなどを確認する為に使います。
ⅳ,レントゲン写真:全体を把握出来るタイプと
ⅴ,個々の歯を細かく把握出来るタイプを状況に合わせて撮影させて頂きます。

検査結果を基に治療計画を個別に創らせて頂きます。
患者さん個人のニーズを満たせるような治療計画を提案出来るように注意しています。
その際に話だけを聞いても忘れてしまう事が多いので、(株)プラネットの「デンタル」という歯科専用のソフトを使用して資料を個別に製作しています。
治療の第一段階は、歯を磨く練習です。どこに磨き残しがあるのか、磨くのが難しい場所なのか、確認していきます。
この段階で歯磨きが上手になってくると、ご自分でも歯周病が良くなっていくのが実感できると思います。
第二段階は、歯茎の溝の中に貯まっているバイ菌を取り除く事です。
この治療は大変繊細で一つ一つの歯を丁寧に行っていく為、時間がかかります。
再検査の目的は、当初の予定通りに治っているのかを確認する為です。身体が自覚出来る事には限りがあります。
検査を行って治っているのかどうかをしっかりと診させて頂いています。
検査内容は、歯茎の検査・お口の中の写真撮影・細かいレントゲン写真の3種類をメインにしています。
問題ない状態、つまり治癒したのであれば、再度病気にならないように定期検診(メインテナンス)もさせて頂いております。
せっかく良くなったお口の中を一生涯保てるようにお手伝いさせて頂ければ、嬉しい限りです。
検査結果によっては、もう一歩踏み込んだ治療をした方が良い場合があります。
治療の第一段階目・第二段階目に共通している事は、歯茎の溝の中にあるバイ菌を手探りで取っていると言う事です。
つまり目隠しをして歩いている様なものです。
安心して頂きたいのは、私たちは普段からトレーニングを積んでいますので、ほとんどの原因を取り除くことは出来ます。
しかし、私たちの技量不足も含まれますが、正直申し上げますと、治りが悪い場合もあります。
その様な場合、第三段階として外科手術をさせて頂いています。
バイ菌の繁殖を抑えます。バイ菌は歯ブラシが難しい場所で繁殖しやすいので、汚れている所をチェックして綺麗にするお手伝いをしています。
状況によって外科手術の仕方は変わります。
外科手術によってどのような状況になっているかを把握し、
メインテナンスに繋げています。ページ内でご紹介させて頂いた治療の流れは、あくまでも基本的なものになります。
状況によって臨機応変に対応させて頂いています。

健康な歯茎

初期の歯周病

中等度の歯周病

重度な歯周病

重度な歯周病2
注)歯の色や歯並びを比べるのではなく、歯ぐきの色、形に注目して下さい。